ウィルコムの支援企業としてソフトバンクが名乗りとの報道

| 2009年11月27日金曜日

ウィルコムが事業再生ADRを利用した経営再建を行っている最中ではありますが,支援企業としてソフトバンクが名乗りを上げていることが明らかになったと読売新聞が伝えています。少し前には雑誌「FACTA」も同じような内容を掲載していましたし話としてはあるのかなぁという感じでしょうか。記事によると「支援企業には複数のファンドの名前が挙がっており」「筆頭株主のカーライルが年内にも支援企業を決定すると見られる」「ソフトバンクによる支援が有力との見方もある」とのこと。ソフトバンクの条件として「ウィルコムが抱える935億円の債務の一部について金融機関が放棄することを求めている模様」だとしています。


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2009年11月27日(金)の読売新聞朝刊2面。「ウィルコム支援にソフトバンクが名乗り」との記事が掲載。記事は8面にも載っていてそちらでは「次世代PHS技術狙う」としてXGPサービスを自社のデータ通信サービス強化に当てるとともに現在のウィルコムの契約者数を加えてKDDI猛追をかけるとしています。


有り得なくはないとは思っていましたが考えられる最悪のケースのほうだなー。まだ全然決定事項ではないようですが,まじかー。ソフトバンクが提示しているとされる条件もなかなか厳しい感じなのでどうなりますかね。ブルームバーグによると報道についてソフトバンク広報室長の栃原且将氏は「憶測記事であり、コメントはない」と述べているとのこと。そりゃそうだ。他にも雑誌「DIME」に「ウィルコムってこれからどうなるの?」といった記事も最近掲載されているそうです。さてはて・・・。


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